私たちの大好きな・那須2大美術館めぐり

7月22日(水)

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夏の日差しがまぶしい朝の出発となりました。今日も暑くなりそうな予感。
今回は 仙台・加美・古川 合同のバスツアーでした。那須までちょこっと夏のドライブ♪

今朝は恒例の朝茶のお伴に弊社代表酒井より『おむすび』の差入れがありました。旅エールのシンボルマークでもあるこの『おむすび』は酒井代表のお母さん、せつ子さんの真心がいっぱい込めてられて、食べる人を幸せにしてくれる魔法がふりかけてあるのです。思わぬサプライズに車内からは『食べてみたかったのよ〜♪』の声がきこえました。

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途中休憩した安達太良サービスエリアでは既に気温34℃。バスは爽やか那須高原を目指します。

 

予定より少し早く那須ステンドグラス美術館に到着。イギリス コッツウォルズ地方の建物をモチーフにたてられたそのお城は『はちみつ色』と紹介されている黄色い石『ライムストーン』の重厚なたたずまいで迎えてくれます。今日は緑の木々が優しい木陰を作って美術館の入り口までご案内。

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館内は礼拝堂の大きな窓にアンティークなステンドグラスが施され、その美しさに息を飲むほどです。

なかでもティファニーの工房で製作されたセントラファエル礼拝堂の『聖パウロの生涯』は差し込む光の美しさに誰もが見とれていま

そしてこの美術館では100年以上も前に作られたドイツ製のアンティークオルゴールの音色に心癒やされ、パイプオルガンの生演奏に心清らかになるひと時をお過ごしいただきました。

さて、続いてはお待ちかねランチタイム♪

時刻は13時30分。今朝のおむすびの差入れは、この遅お昼に備えてでした。

レストラン『高原のテーブル』に時間通り到着。イタリアン&和食ランチバイキング、スタート!

ピザもパスタも美味しいのです♡

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今日は夏休み限定スイーツ、手作りチョコバナナコーナーもあり、ご参加いただいた小中学生は楽しそうに挑戦していました。

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食後、いよいよ本日のメイン『藤城清治美術館』へのご案内です。那須高原の素敵な雑木林の散策道を7〜8分ほどお散歩。旅エールいち押しの美術館『藤城清治美術館』にて「光」と「影」の織りなすその美しさ、優しさ、力強さ、尊さが、心の真ん中に強く強く生きる力となって染み込んでゆく、そんな「ビタミンT(たび)」補給の時間をお過ごしいただきました。

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今回の旅は、私ども旅エールの人気NO1コース。ご参加下さったお客様からはご満足いただいた旨のお言葉を頂戴し、大変ありがたく思っております。今後も皆様にご満足いただけるコース作り、食事の選定にスタッフ一同全力でご案内させていただきます。

※ちなみに 9月7日(月)にも 同じコースが催行されます。まだ行かれていない方、ぜひご一緒いたしまししょう♪ (中島)

那須高原・ふたつの美術館めぐり( 日帰り バスツアー )

はじめての 歌舞伎

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一度は観てみたかった 歌舞伎。
まさか、ツアー添乗というかたちで叶うとは夢にも思いませんでした。

「二枚目」「十八番」「どんでん返し」など、歌舞伎が語源の言葉は普段から使われています。
私はその言葉と出会う度、歌舞伎への興味を募らせていました。

いよいよその歌舞伎が観られる!
しかし、そこはお仕事。
平静を装いながら、実は…ひそかに浮かれていたのです。

台詞は、独特なリズムと言葉で聞き慣れませんが、声の大きさと速さ、肩を落とす仕草、大振りな身振りなど、感情が豊かに伝わってきます。そこに、イヤホンガイドから流れる説明で物語の流れは苦なく理解できます。このイヤホンガイドのタイミングが絶妙!(歌舞伎鑑賞必須アイテムです)

役者の人形のように微動だにしない緊張感、集中力にぐっと引き寄せられました。
無駄がいっさい無い!といった感じです。
そして、合間合間に客席から掛け声が入ります。

「成田屋!」「播磨屋!」

役者の屋号が飛び交います。

素人の私には「え!ここで掛け声入れるの!?」というタイミングもありました。

深く印象に残ったのはこの掛け声でした。
後で調べてみました。

この掛け声を入れる方々を「大向こう」と呼ぶそうです。
物語の内容、見せ場が全て頭に入っている常連。
次の動きが分かるからこそ、掛け声を入れられるのですね!

演じるプロの役者、観る側にもプロがいました。

大向こうは一幕見席で観劇されることが多いそうで、よく後ろの方から掛け声が飛んできました。一幕見席とは、観たい一幕の券を当日に買い、歌舞伎を観てみたい!という初心者から、何度も通う常連までが利用する席です。外国人の方も多くいらっしゃいました。
歌舞伎座の一番奥に一幕見席があります。舞台から一番遠い「向こう」。その「向こう」に役者達が敬意を込めて「大向こう」と呼ぶそうです。

私はここに江戸の粋を感じました!

でしゃばらず、多くを語らず。
何故ならそうする必要が無いから!
この暗黙の了解と言ってよい、大向こうと役者の関係に、とても感動しました。

新しくなった歌舞伎座・独特の雰囲気、歌舞伎座スタッフの方々のおもてなし
響き渡る音響、江戸から続く伝統、世襲する役者たち

歌舞伎 は その全体の構成、空気感をひっくるめて観て感じるものだ!と、
いうことを肌で感じてきました。

地方巡業の歌舞伎もいいですが、
やはり本場での観劇をおすすめいたします!

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歌舞伎が語源の「幕の内弁当」。幕と幕の間に食べるこのお弁当は味も量もちょうどいい!
作家・池波正太郎も歌舞伎観劇に好んで食した 木挽町 辨松 のお弁当

歌舞伎を通して江戸を感じた翌日は『食』を通してニッポンを感じてきました。
東京・芝にある「とうふ屋うかい」。日本庭園を眺めながら、ゆっくり時間をかけていただきます。

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お料理の一つひとつに手間がかけられ、その丁寧さに心が落ち着きます。
季節の食材、そして器。隅々に料理人のこだわりがつまっていました。

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《編集後記》
先輩添乗員・中島について学ばせていただきました。常に先に先にと意識を向け準備を進める。難しくもやりがいのある仕事であることを実感。「習うより慣れよ」私にとって、ひとつひとつが貴重な機会になりました。ご参加いただきましたお客様、おひとりおひとりのお陰様と思っております。
これからもお客様とともにたくさん感動し、美味しいモノもたくさんいただきたいです。
どうもありがとうございました!

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7月18日(土)
今日からいよいよ夏休み♪

早朝6時40分

さわやかな夏の風に見送られて若林らくらくルート〜仙台駅お迎えバス発車オーライ!

熱中病が心配なこの季節、いつもの冷たいおしぼりと朝茶で水分補給

バス車内で『閉鎖の危機を何回も乗り越えて見事来館者数を大幅アップに導いた村上前館長』のお話などに耳をかしていただきながらリニューアル1周年を迎えた加茂水族館へ。
クラゲドリームシアターでは涼しげにぷかぷか泳ぐクラゲたちに心癒やされ、中庭のショーステージではアシカの見事なパフォーマンスに魅せられました。
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ランチは酒田駅前、地元の方でお席がいっぱいになる人気店『ル・ポット・フー』でフレンチランチ。地元で採れたてフレッシュサラダ、白身魚、美味しかったですね♪。フランスパンも皆様から『美味しい〜』とお褒めいただきました。

写真:お客様とのお話が楽しくて、写真撮るの忘れました!

そして北前船で繁盛した江戸時代の酒田を肌で感じる相馬楼。
その屋敷や蔵、お庭のたたずまいの雅やかな風情と簞笥や屏風、襖、アクセントのステンドグラスが見事に調和して、とても優雅な気持ちになりました。併設された竹久夢二美術館では美人画のモデルとなった写真も展示され艶やかな叙情あふれる世界にうっとり。
2階大広間ではあでやかな舞妓さんが粋な三味線の音色にあわせ演舞を披露。その美しさにため息が出るほどでした。

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つづいては、写真家 土門拳記念館


『土門拳が視た昭和』

戦前の平和で豊な日本、明治神宮の七五三、下町の子供たち、
スキージャンパーにびっくりする子供たち、海ではしゃぐ子供たち

時代は戦争へ、

少女たちの飛行訓練、出征を見送る母の涙と見送られる息子、
うら若き乙女の従軍看護婦、予科練、千人針

戦後、
近藤勇と鞍馬天狗ごっこ、おしくらまんじゅう、お嫁さんにうっとりする近所の女の子
政治闘争、ヒロシマ原爆病院の子供たちと死、筑豊、その栄華の裏側の子供たち

モノクロ161点の展示作品は懐かしさと、そして『平和』という大きな大きなメッセージが見る人の心に染み込む時間となりました。激動の昭和の時代が子供たちの笑顔と悲しみで語られていました。

時代は昭和から平成へと大きくうねりながら流れてきましたが、『子供たちのこの笑顔だけは変わらず守り続けたい』と7歳の子を持つ母としての思いを強く感じた時間でした。

さて、帰り道車内は『カフェ旅エール』へと変身。午後のティ−タイムでリラックス。最上川の雄大な眺めを車窓から楽しみながら故郷仙台へと予定通り帰ってきました。

ご参加いただいたお客様、ありがとうございました。
どこの見学地もお楽しみいただいていたご様子に、お供いたしましたわたくしも安堵いたしました。また、一緒に旅にでましょう♪

旅エール 中島篤子

1200年の伝統・祇園祭

IMG_0184こんにちは♪ 暑さが本格的になってきましたね。
今回は 旅エールそよかぜツアー 初めての飛行機を利用しての企画
日本三大祭の一つ 《祇園祭3日間》へ行って参りました。

台風11号の影響がとても心配でしたが、なんとか大丈夫でした。ふ〜

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今回の企画は、いつも観光経営の勉強会を一緒にさせていただいている

山形、福島、宮城、新潟、石川、長野、岐阜、埼玉、東京 の

10社と共同企画で実現!

岐阜のケイツーリストと京都駅で合流し、楽しい旅が始まりました。

京の地で 岐阜、名古屋、宮城 のお客様が一緒に旅をする。

※水色法被がケイツーリストの阿部社長、旅エールのお客様に岐阜名物の差入れ

(ちなみにこちらからは 笹かまぼこ )

玉井屋本店 登り鮎 おいしかった〜♪ 阿部さん、ごちそうさまでした!

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最初の昼食場所は 亀岡にある へき亭

亀岡城津田藩の旗本 日置(へき)家 築300の武家屋敷

独特の雰囲気の中でいただく京野菜の家庭料理

水戸黄門など時代劇によく使われる場所で、次回の朝ドラ「あさが来た」

撮影予定とか。女将さんも豪快で優しいユニークな方♪

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          食後は亀岡駅から 嵯峨野トロッコ列車にて嵐山へ ゴー!

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嵐山でおりて、歩いて 竹林へ

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The 京都

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その後、龍安寺の塔頭 宝厳院へ(写真NG)

再び、バスにのって京都・四条通へ

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祇園祭・宵山 見学

ところでみなさん、祇園祭の開催期間をご存知ですが?
身近な東北のお祭りは、2日から長くとも 青森ねぶた のような5日間くらいですよね。
祇園祭りは な、なんと!! 七月一日に始まり、七月三十一日までの一ヶ月間です。

砥園祭が始まったのは、魔の貞観年間(859-877年)
富士山・阿蘇山・鳥海山・開聞岳の噴火、三陸沖大地震に南海大地震、大津波、疫病蔓延…と天災が相次いだ。平安時代の京都の人々は「非業の死をとげた怨霊の祟りで、悪鬼が日本中に溢れた」と恐れた。
869年に平安京の神泉苑に国(いまでいう県)の数と同じ66の矛を建て、荒ぶる神・牛頭天王(スサノヲノミコト)の力を持って鎮める「祇園御霊会」(ぎおんごりょうえ)を行った。1200年が経ち、御霊会はかくも優雅な京都の祭りへと発展した。病魔退散、日本の安寧を祈願するお祭り。

一般には、17日(前祭・山鉾巡行と神幸祭)と24日(後祭・山鉾巡行と還幸祭)その宵山が広く知られているようですが、実に多彩な催事がおこなわれています。

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祇園囃子の音色が グッと気分をたかめてくれます

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すこーし、雨にあたりましたが 宵山 の雰囲気を存分に愉しめましたね

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んん〜♪ 出汁のいいかおり

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宵山見物のあとは、おまちかね 食べエール♪  河原町権太郎 の「うどんすき」利尻昆布からとるこだわりのお出汁が格別です。お客さんより、食べちゃったかも(汗)  ※写真:権太郎HP転載

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「2日目」

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そして、いよいよ! 山鉾巡行当日 7月17日(金)

台風の影響が心配されましたが予定通り巡行

特別企画・永楽屋さん特別休憩所をお借りし 先頭の長刀鉾をまつ

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毎年先頭をつとめるエース 長刀鉾 の、辻回しはお見事!

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各旅行会社スタッフ、ご当地法被を身にまとい
永楽屋ご利用の約100名のお客様を分け隔てなくサポート

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東雲観光・鈴木社長はいつのまにかレジまでサポート 違和感なし(笑)


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雨の山鉾巡行でしたが、 永楽屋 特別休憩所のおかげで快適快適♪

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お祭りの後のお愉しみ 井政 の茶福箱弁当

祇園祭らしく、鱧がふんだんに♪ 井上さん、ありがとうございます!

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食べるときは仕事以上に本気なふたり(笑)

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 賀茂別雷神社(上賀茂神社)
第43回 式年遷宮
普段立ち入ることのできない場所で 御白砂撒きを体験

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ケイツーリストの皆様とはこのあとお別れをし、続いて神幸祭へ

       
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雨ちゃん、 この辺りから本降りに(泣)

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祇園祭・前祭 もうひとつのハイライト 神幸祭(しんこうさい)

地元の方にとっては、これが あついあつい!

《 スサノヲの荒ぶるチカラで 疫病退散を祈る 》

どしゃぶりの雨が 京の男衆の 意地 を引きだす

 ほいと!ほいと! ほいと!ほいと!!

 

こういうの気合い入って、だい好きです

 

 

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京男衆の意地 ここにあり!

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「3日目」

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朝 鈴虫寺へ

鈴虫説法、心に響きます
《和顔愛護》心の美しさ、大切さ

 

 

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京都癒しの旅 下戸さんおすすめの老舗2軒で お買いもの

漬け物大こう ・ 澤井醤油店

※試食注意 これが当たり前になると大変です(笑)

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雨にぬれながらも 充実の京都祇園

伊丹空港 フライトを待つ皆さん どこかさびしそう
もう一泊、しちゃいましょうか?(笑)

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あっという間の三日間

 台風が心配でせっかくの旅に影響がでるのでは…と、一度は参加をとりやめようとした方から、
帰路の機内で書いていただいたアンケートに嬉しいお言葉はたくさん並んでいました。

〜〜〜
今回思いきって参加して本当に“いい事”がありました。
「台風で最悪の天候にも拘らず随所にネットワークの広さを駆使して楽しい旅にしてくれた」
「岐阜など他のツアーの方と一緒に行動し交流を持てた事。岐阜、新潟、京都の社長さんたち情熱的でステキです」など。
〜〜〜

 今年の2月に勉強会兼下見で京都を訪れ、先輩社長たちのおかげでこんなに素晴らしい三日間をお客様にご提供できたことが幸せです。そして、自社のお客様のみならず、共感する地元旅行社ツアー参加者のみなさまをメンバー一丸となってサポートできたことも有意義でした。京都で受け入れをしてくださったトラベル京都の近藤さんはじめ、永楽屋のみなさまにも深く感謝いたします。

 今回の祇園祭ツアーを通して、またあらためて 千年の都「京都」の魅力に触れることが出来ました。東日本大震災を経験した私たちにとって、同じような地震と津波があった1,000年以上前の貞観年間から伝わる祇園祭が、そう、かけはなれたところからきたモノだと思えません。先人たちが伝えようとしたメッセージはなんだったのか。想いを馳せて残したかったモノが連なって、一ヶ月に及ぶ日本一のお祭りが現代に存在する。そんなことを思いながら、一緒に愉しませていただきました。

戦後70年、高野山開山1200年、古事記編纂1300年など、私たちもまた大きな大きな時代のうねりの節目を生きています。この旅で受信したメッセージを日常で活かしてこそ、旅の意義も深まるはずですね。

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京都という場所は、それを観照する者の精神的な成熟を試すようなところがある。「京都適齢期」とでもいうようなものがあるように思う。自らの姿を鏡に映すように、人生体験が深い分だけ奥行きを見せてくれるのである。

 京都の本質が長い時間の中で培われたものであるからこそ、その奥深い魅力に子供の頃はなかなか気付かないのだろう。自らの生の歳月を重ねる事によって、人は始めて歴史というものを味わうことができるようになる。仲間たちと比叡山の猿を見て騒いでいた中学生の私には、京都の豊かな文化的生態系を育んできた時間の流れの重みを理解する準備が出来ていなかった。

 自分の人生を一生懸命に生きた分だけ、京都はその魅力を開いてくれる。自分の脳の中に蓄積された経験を京都という奇跡のなせる「鏡」に映し出すためにも、折に降れ「大人の修学旅行」に出かけたい。

      茂木健一郎 著書:脳で旅する日本のクオリア より
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また 京都 を訪れるとき、どう感じれるのか

壮大な祭り・京都 は、 一朝一夕には味わいつくせない。

旅エール 酒井陽介

 

 

 

秋田県象潟出身の
版画家池田修三さん。

なんと、展覧会が奥羽山脈を越え
宮城県松島で開催されます!

二つのまちは「夫婦町」。
実は他にも共通点が。
そんな数奇なまちの「つながり」を紐解くのも面白いのです。

(こちらは、B面的な楽しみ方。普通じゃものたりないわ!という貴方にオススメ。笑) (み)

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「東の松島、西の象潟」と評され、江戸時代には松尾芭蕉も訪れた土地。また、銘菓「松島こうれん」の由来でもある、紅蓮尼という象潟から松島へ嫁いだ女性の物語の縁により、ふたつの町は昭和62年(1987年)に「夫婦町」となり交流してきました。その象潟の木版画家、故・池田修三は、情緒あふれる子どもたちの情景などを描いた作品で、地元に愛されてきた作家です。平成25年(2013年)、初の作品集『センチメンタルの青い旗』(編著:藤本智士/発行:ナナロク社)が出版されたことをきっかけに、各地で展覧会が催され、夫婦町でもあるここ松島でも「池田修三版画展 つながり —象潟から松島へ—」がひらかれました。昨年6月に続き、今年も修三さんの版画で、ふたつの町をつなぎます。

 

池田修三(いけだ・しゅうぞう)

木版画家。1922年(大正11年)象潟町生まれ。2004年(平成16年)没。情緒あふれる子どもたちの情景などを描き、1980年代に秋田相互銀行(現・秋田あけぼの銀行)やNTTなどの企業カレンダーに作品が使われ、秋田を中心に広くその名を知られるようになる。2013年、初めての作品集『池田修三木版画集センチメンタルの青い旗』(ナナロク社)が刊行。 公式サイトhttp://www.shuzoikeda.jp

 

開催期間

平成27年7月23日(木)~8月6日(木)

会場

松島町内23ヶ所 松島町役場、勤労青少年ホーム WIND、文化観光交流館 アトレ・る hallILE CAFE、軒端屋、二八屋物産店、紅蓮屋 心月庵、松吟庵、SHOBIAN CAFE、尾張屋、たいかん亭、松華堂菓子店、どんじき茶屋、浅野商店、松島十二支記念館、むとう屋、M Pantry、さんとり茶屋、真壁豆富店、MIL HOJAS、藤田喬平ガラス美術館、松島温泉 湯元 松島 一の坊、Cafe & Bar LYNCH ※開場時間は店舗によります

入場料

 無料

 

スタンプを集めて、修三さんのミニカードをもらおう

会期中、作品が展示される会場にあるスタンプを集めると、池田修三さんの絵が描かれたミニカードをプレゼント。(23会場のうち12会場以上でスタンプを集めた方。ただし、数に限りがありますのでご了承ください。)

引替場所= 観瀾亭受付窓口 9:00~16:30

 

比翼塚で小太郎と紅蓮尼をしのぶ

松島町とにかほ市が夫婦町になるきっかけとなった『小太郎 紅蓮尼ものがたり』のふたりを供養するために昭和43年(1968年)に建てられた比翼塚。瑞巌寺の老師の読経とともに、ふたりの悲恋をしのびます。

日時= 8月6日(木) 10:00~10:30頃

場所= 比翼塚(松島町松島字町内 軒端屋 前)

主催= 一般社団法人 松島観光協会

 

“つながり”トーク

松島と象潟が夫婦町なのはわかったけれど、どうして池田修三さんなの?

作品集『センチメンタルの青い旗』の編著者・藤本智士さんと、昨年の池田修三松島展の実行委員長で、仙台在住のイラストレーター・佐藤純子さんが、修三さんの版画の魅力と思いのたけを語り尽くします。

日時= 8月6日(木) 14:00~15:00(開場13:30予定)

会場= 水主町民家 比翼塚隣

定員= 30名 参加無料(要申込/先着順)

申込先= 夫婦町交流事業(池田修三版画展)実行委員会

申込方法= お名前、ご住所、電話番号を明記の上、下記のいずれかの方法でお申込ください。

電話 022-354-5708 FAX 022-353-2041

Email: shuzoikeda@town.matsushima.miyagi.jp


 

主催=夫婦町交流事業(池田修三版画展)実行委員会

共催=松島町、松島町教育委員会、にかほ市、にかほ市教育委員会

後援=一般社団法人 松島観光協会、利府松島商工会、秋田魁新報社、石巻日日新聞社、大崎タイムス社、河北新報社、 三陸河北新報社、エフエムベイエリア(株)


参照元: 歴史と文化の継承と想像 松島町

4コマ のコピー

みなさん、おはようございます!

 いつもホームページをご覧いただき、ありがとうございます。

 本日、読売新聞の朝刊に 第8号の折込チラシを入れさせていただきました。

  今回は、 南小泉、沖野、西多賀、長町、宮町 計⑤営業所エリア

(第8号チラシのラインナップ、ほんの一部です)

 

・他の地域にお住まいの方

 ・読売新聞をご購読されていない方 

 ・ちょっとだけ、みてみたい方 



  どうぞお気軽に 【 資料送付 】 請求をお申し付けください。

  ※旅の情報に関わらず楽しいこと情報も掲載する ニュースレター と併せて送付させていただきます。 

  もちろん! 阿吽(あうん)の呼吸、間髪入れずに送付いたします♪

 

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いよいよ明日 6月29日 午前10時より

注目の 観光王国みやぎ旅行割

(宮城県での宿泊代金が最大5割引になる)サービス

が販売開始となります。

この宮城県の割引サービスは 他の県のように

割引旅行券を購入するサービスではございません。

それぞれ割引を希望する旅行商品 を宮城県に事前申請し、

採択をうけた 旅行商品 を 取り扱う旅行会社が

指定「旅行会社」になっています。したがって、

指定旅行会社になっているからといって、

必ずしも 

【宿泊のみのプラン(旅行商品)】を取り扱っているとは限りません。

旅エールは

宿泊のみプラン旅行商品を取り扱っておりません。

旅エールが 取り扱わせていただく 対象旅行商品は

東京駅発着 JR南三陸町・気仙沼大島2泊3日ツアー のみ です。

※昨日、今日と休業日にもかかわらず 宿泊のみプラン の問合せを多数いただいております。

宿泊プランを取り扱っている旅行会社を下記一覧表でいま一度ご確認の上、各社へお問合せいただけますよう

よろしくお願い申し上げます。

 

◎県内の店舗一覧 ←クリックすると県内一覧表を確認できます。

◎県外の店舗一覧 ←クリックすると県外一覧表を確認できます。

※宿泊のみプランをご希望の方は、右端・備考欄の〈宿泊プラン〉という記載をご確認の上、お問合せください。

 

欲しいモノ と 販売しているモノ の情報がうまくむすばれますように☆

ロゴ 白
 旅を通じホッとできる関係をむすびます

 

【売り手の感動】無しに、お客様に旅をお薦めすることは出来ない!
出来る限りの下見を自らに課し、旅エールのサカイは今日も行く!♪

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2015年 5月31日 日光へ

 

約260年間続いた江戸幕府を開き、没後、日光東照宮に祀られた徳川家康。
自らを神として祀れと遺言した家康公。その真意とその後に及ぼした影響はどれだけの
ものだったのか。家康ゆかりの日光、なぜこの地を選び、なにを後生に残したかったのか『神となった徳川家康』のメッセージを訪ねました。

 

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今回は 中島、村上とともに早朝仙台を出発。前日、パソコンで下見の予定をつくっているときに『堂者引き』と呼ばれる日光の公式認定ガイドの存在を知る。興味が湧き、早速翌日の依頼をしてみた。ひと通り、『堂者引き』の説明を聞き、最後に案内料を提示された。 えー!! ¥6,000もするのー!(内心は高いと思いました:笑)
それでも本物への投資と考えて、思いきって申し込みました。

予定より少し早めの日光東照宮到着、堂者引き(ガイド)との約束の時間を待ちきれず、神橋まで一旦、さがってまた表門まで歩く。こういう場所はどこから入ってどこから出るがすごく大事(と酒井は思い込んでいます)。
静寂に包まれたお宮の森の中から、五重塔が顔をのぞかせている。やがて、あふれる人の波に飲み込まれるように消えてゆく。朝の静寂は旅の醍醐味のひとつ。

さてさて、堂者引きの中山さんと合流。
あらためて「堂者引き」がなんたるかを教えていただく。

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360年前から続く、案内人制度。ここにも伝えていくことの大切さにこだわる
日光・家康公の気風が感じられました。
その中山さんの案内をうけて、まずは日光山輪王寺へ。
そもそも日光=東照宮・徳川家康というイメージが強いのではないでしょうか?
実は、家康公の御廟所がおかれるはるか766年に「勝道上人」により開山。
鎌倉時代には源頼朝公の寄進などが行われ、関東の一大霊場として栄えた。

 

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その輪王寺、本堂(三仏堂)平成の大修理中です。が、この修理中だからこそ
三仏をかなり真近にみることができます。その他にも元陽明門の祭祀『風神・雷神像』。
日光山・輪王寺とういベースがあっての日光・東照宮というルーツを感じます。

 

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いよいよ、東照宮へ 一般的なお土産屋さんのご案内ですと
はい、ここが陽明門、三猿、ねむり猫、唐門… あとは何時集合でーす!
と、いう流れですが、堂者引きは違います。ゆっくりとした足取りで、
じっくりと家康公、徳川家のメッセージをこの場所を通して伝えてくれます。

1616年、ちょうど400年前
「一周忌が過ぎたら日光山に小さな堂を立て、私を祀りなさい。
私は神となってこの国を守ろう」駿府久能山から日光へ
「小さな堂」は祖父を熱烈に崇拝する家光公によって、豪華絢爛な
社殿に建て替えられた。「費用おかまいなし」という命の下、当時の
名工や技術集団が江戸初期の建築と美術を粋を集めて造られた。
緑豊かな日光山の大自然と共鳴する、人工美の結晶はいまにつづいています。

この節目のときに、
260年続いた豊かな歴史と文化 「江戸」の礎となった
日本一の漢(おとこ)の風を確かに感じて参りました。

 

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日光山輪王寺・日光東照宮・輪王寺大猶院へのお参りを通じて
多くの皆様に《聖地・日光》の歴史の一旦に触れて頂き、あわせて
家康公のご遺徳を偲ぶ縁(よすが)を感じる旅へいざないます。

 

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