*先日訪れたに新潟県長岡市 長岡市 河井継之助記念館にて

【ごあいさつ・今年を振り返って】

 いつもご愛顧いただきまして誠にありがとうございます。

 今年も残すところ僅かとなり、十二月二十二日に冬至を迎えました。冬至は一年の間で最も昼が短く、夜が長い日です。この日を境に昼が長くなっていくことから、古代においては一年の始まりともされたようです。また、冬至の翌日は天皇陛下の誕生日です。

 大河ドラマ「せごどん」を毎週興味深く観させていただき、近世の日本の出来事をあらためて学び直す機会にさせていただくことができました。このドラマで数多く出てきましたキーワード「天子様」「朝敵」「賊軍」「官軍」それぞれの言葉の持つ意味。そしてその言葉に翻弄され、生き抜いてきた人々に思いを馳せながら、二十三日の皇居に馳せ参じたいと思っております。(追伸:最終回、家族4人でみておりました。ここだけのはなし。涙をこらえるのに精一杯で、大変でした。汗。。早起きし、もう一度みて男泣きです。)

皆様方におかれましては、どんな一年をお過ごしになりましたでしょうか。なにかと慌ただしい師走ではございますが、ホッと一息つけるお時間を大切にしていただきながら、「ゆく年くる年」をお互いに噛み締めたいものです。 

さて、今年の僕の感動ベスト3をご紹介したいと思います。

第3位
「三十度を超える真夏日に、
   家族4人でこんぴらさん奥の院登頂成功!千三百六十八段」

日頃、妻、5年生の娘、2年生の息子たちは職業柄、僕が仕事をしているのか、旅をしまくっているのか、わからなくなる時があるようです(汗)。年に一度くらいは家族の添乗員をしよう!ということで今年の8月に四国へいって参りました。猛暑の夏でした。汗
「あついあつい!いつつくの?」ああでもない、こうでもない、4人でぶつくさ言いながら、ながーい階段をやっとの思いで、登りきった時の、満足げな表情が印象的でした。隣で一段一段のぼる
妻の横顔をみたときに、「いつもありがとね」という感情が沸き起こってきましたが、口にすることはできませんでした。まだまだ未熟者です(笑)。金毘羅参宮の後、初めての徳島「阿波踊り」を鑑賞してきました。来年、ツアーにさせていただく予定です。

 第2位「おかげさまで5周年」

旅エールの実質的なスタートは平成二十五年十一月でした。当初、一年間は、自社ツアー「旅エールおむすびツアー」の存在はなく、手配(依頼)旅行のみの営業でした。二年目から、自社製品の必要性を強く感じ、スタートさせていただき、現在に至ります。チラシをどう作っていいかもわからず、なにもかもが手探りの状態。最初は大きなバスに7、8名様でのツアー。もちろん採算度外視(涙)本当に、未熟者の無謀な挑戦だったと振り返ります。四年の間で、たくさんのお客様と出会うことができました。モノではなくコトを取り扱わせていただく、僕たちにとって、お客様との繋がりこそがなんといっても一番の財産でございます。未熟なツアーであるにも関わらず、ご参加いただき、そして率直にご意見いただけたことに、深く深く感謝申し上げます。

ここからが、会社を立ち上げた意義、真価を発揮する本当の
スタートということを実感しております。 有難うございます。

 第1位「巡礼ツアーを続けて、般若心経の有難さに気づく」

 今年は庄内三十三観音ご開帳の年でした。4日間、皆様とご一緒させていただく前に、山形の先輩旅行社ツアーに下見をかねて参加しました。なにげなく、般若心経をお唱えして各お堂を巡り、終わりにさしかかったとき、「あれ!?これはいったいなにを意味しているんだろうか」と掻き立てられるように、気になりだし、結願の大日坊で一冊の本に出会いました。 「にわぜんきゅうの般若心経」絵本です。とてもわかりやすく、「般若心経」の解説が書いてありました。ご紹介いたします。

私達が「オギャー」と生まれ、生きていられるのは、わずか八十年。永遠という時の流れから見れば、ほんの一瞬。その大切な人生を、いつも何かとくらべ、自分だけの色メガネで世の中を見ては、イライラして暮らしてる。これでは、せっかくの人生がもったいない。この世の中には「絶対」なんてものは、一つもないのだから、生きることに感謝して、自由で喜びのある人生に変えてください。こだわりの心を捨て、楽しい心にしてください。あなたも、「いつかこのわだかまりが、消えたらいいなあ。心のつっかい棒がとれたらなあ」と思いながら暮らしていませんか?何の不安もない、人をあるがままに見ることができる、誤った考え方もしない、そんな境地になれたらいいなあと。そして心静かに暮らしたいと。菩薩さまは、それがたとえ死であっても、自らが「空・くう」になることの一つとしてしか、受け取ってないから、心にさまたげがないんです。お金や物にしても、持てば持つほど、失う恐れや苦しみを味わうことを知っています。つまり、自らの欲望や執着心を捨てれば、恐れることも苦しむこともなくなるのです。おごりの心を捨て、自分の無力さを認め、そのうえで今日この場所で、できるかぎり努力して生きていけば、だれだって菩薩さまになれます。赤ちゃんにとって母親は菩薩さまだし、その人がそこにいるだけで、周りの人の心がおだやかになる。そんな人も菩薩さまです。そして、もう一つ大切なことは、偏見を捨て〝あるがままに生きていくこと〟なんだよ。そのままの状態で、人間の生きる意味をみつけることだよ。

つまり親だから…、恋人だから…、ご近所だから…、自分の仕事だから…、この「だから」が偏見なんだよ。親じゃなかったら、大切にしないの。恋人じゃないから、優しくしないの。この関係が、人を迷いの世界や苦しみの世界に落としているんだよ。この世の中を、あるがままの状態で正しく見つめ、あるがままに生きることが、心静かに幸せに暮らすことにつながるんだ。親も子も恋人もない。仕事もお金も地位もない。すべて「空・くう」、幻だって心で悟ことなんだよ。この心静かな境地に立つことができれば、

わずらわしい人間社会の中で、大事な個性を埋没させたまま生きることなど、なくなるはずだよ。心の中の一切の垣根を取り払う努力をしなさい。そして、本能や欲望を捨てる努力をしなさい。私たちを苦しめる原因は、自分たちの肉体と心にあるのだから。この世はすべて「空」、幻と気づけば、生も老も病も死もすべて無縁。なにごとにもこだわらず、

今日からあるがままに生きていけます。
いらいらするな。くよくよするな。ぎすぎすするな。おおらかに。おおらかに。
(にわぜんきゅうの般若心経・転載)

伊勢の神宮で感じた古来の人々が残されたメッセージ(神話)もさることながら、お釈迦様が二千五百年を超えて残されたこのメッセージに衝撃をうけました。

昨年から巡礼を始めて、触れていたのにも関わらず、今年この事に気づくことが出来ました。続けないと深まらない事があります。

旅を通じて、出会い関わる「人」同士が元気になり、心の豊かさを感じあえる機会を、
来るべく新しい年、時代(年号)に向けて、継続していけるように、大切に歩んで参る所存でございます。

来年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
どうか、笑顔と健康に満ちた良いお年をお迎えくださいませ。

  感謝一念 社長 酒井陽介

昨日、「宮古島、八重山諸島ツアー」から戻って参りました。


沖縄は春を過ぎ、夏に入ろうとしています。
(石垣島は
3/21に海開きだそうです:笑)
ブーゲンビリア、デイゴの花、青い空と海に、たくさんの元気をいただいてきました。

 いつも皆様にツアーのおわりにお願いしておりますアンケート。
昨日までご一緒させていただいた
H様の感想を共有いたします。

『予定に入っていない場所、日本一の前浜ビーチ、夕日鑑賞、竹富島ではこれぞ旅と言わんばかりのゆったりとした心の贅沢を味わいました。これこそ私たちが求める旅なんです。(中略)ありがと様でした。』

そう感じていただけていることが次のツアー企画への大きな励みとなります。

一例をご紹介いたしましたが、

 「価値ある旅」をご提供させていただく私たちにとって、企画をするための時間と同じくらい大切なことは

「なんのために?どんなあり方で行うのか」を日々の経験のなかから
最適化していくことです。

ある勉強会に参加しました。興味深い、面白いやり方で自分はなにを大切に仕事をしているかということを内観するようなワーク。

様々な切り口、例えば子供が職場見学にきて、なにも質問せずに仕事ぶりをただただ見学する。そして、見学の最後に「お父さんが、この仕事で一番の喜びを感じるときはどんなときですか?」と娘に質問されたときに何を答えますか。あなたの周りにいる人でいい働き方をしているのは誰で、その方のどんな部分を尊敬していますか。などなど。

様々な自分に対する質問をしていきながら、核となる理念に向かう手法で、導き出すことのできた言葉がこれです。

一期一会の旅を通し、心の底からあたたまる幸せの本質を感じる時間を提供します。 

様々な自分への問いかけに対するワークの中で浮かび上がってきたことを
ちょっとご紹介します。

・心から湧き出る感動
 小さな幸せを感じる機会創り。喜びの笑顔。本物との出逢い

・一期一会のトラベルストーリー
   下見を大切にした企画。シナリオのある旅。出逢いと教育性

・「旅」に対して誠実であること
    お客様との関係性の大切さ。時間を大切に取り扱う。

  責任感とユーモア。変化する状況にあわせてベストな決断。

 
 H様のもうひとつのご感想

「竹富での三線の音色、こんなにも素晴らしいとは今まで感じませんでした。18才の彼から哀愁を感じるとは。。。何たる青年だ。ファンになりました」



近代的とは言えない竹富島で一番古い旅館に宿泊。
ご案内する
こちらとしては新しく近代的なものを良しとするひとつの基準から離れることにリスクが伴います。
もし、この価値観に共感していただけなかったら

おかみさんにお願いして、夕食後のお楽しみのために、新人賞をとった自慢の甥っ子を石垣島からわざわざ呼んでいただき、演奏してもらいました。

H様に限らず参加した20名の方々が、仏壇の上に先祖の写真が並ぶ古民家の居間で、うっとりとその音色の中に包まれたとき。

僕は娘に「ほら!この瞬間のためにおむすびツアーをしているんだよ」って、心のなかでつぶやきました。これからも、目に見えない「旅」という「製品」をどのように取り扱っていくことができるのかを継続して深めて行きます。

thank you 39レター
(参加されたお客様へのお手紙)

先日はご参加いただきまして、誠にありがとうございます。
出雲の国より戻り、お元気にお過ごしのことと存じます。

 

早くも、出雲パワーを授かっている方もいらっしゃるのではないでしょうか
(僕はあの旅から体調がいい気がします)



このツアーの1番の目的は、

出雲大社(おおやしろ)での正式参拝。

地元「旅立稲荷神社」様のご紹介で皆様とご一緒できましたこと、まずはこのご縁に改めて感謝いたします。

 

出発前の台風情報もなんのその、
文句のつけようのない、素晴らしい天候に恵まれました。

おそらく、私たちは出雲の神々に歓迎されていたのでしょう(笑)。

大国主命によせていただいた瑞垣内での
あの時間は忘れらない貴重な思い出にすることができました。(各地のガイドさんにも感謝!!)

 お歩きになっていただくところが予想よりも多かったのにもかかわらず、皆様のご協力のおかげで終始、楽しい雰囲気を保ったままツアーを催行することができました。

来年も「お伊勢初もうで」などを筆頭に「日本」が大切にしていることにフォーカスした企画を展開して参ります。

 

健康を大切に。
また元気にお会いいたしましょう。

たびのお供 酒井陽介

  追伸:最後の方はピタッとそろう、四拍手に感激でした!

こんにちは!

GWもあと二日、いかがお過ごしでしょうか?

この期間は個人旅行者で混雑するため、

そよかぜツアーは5/2の大藤のみでした。

ぼくのGWは、 次なる企画をしながら

このタイミングで 6月にご案内させていただく 高尾山へ

いってきました。

まずは写真だけの報告になりますが

ぜひ、のぞいてみてください。
なぜ? あの、ミュシュラングリーンガイドで

高尾山 が ★★★

3つ星に選ばれたのかを 体感してきました。

仙台 = 大宮 = 八王子 = 高尾 = 高尾山口 と、

乗継ぐこと 4時間で到着

 

まずは、駅併設の 観光案内所で 情報収集♪

GWとあって、首都圏のお客さんで 人・人・人

(あとで掲載する)  頂上の写真もびっくりしますよ〜!

てくてく歩いて登山口へ

駅をおりたときから、(きてよかった♪)

感じてましたが。。。。 すごい気がいいんです◎
新緑も最高v 風薫る五月を感じます◎

ここが登山口 ケーブル&リフトの駅が左側です。

えっ! 歩かないと上までいけないの?

大丈夫! 安心してください◎

(リフト・ケーブルを使うと徒歩40分で頂上までいけます。歩きだけだと90分)

でも、今日は

下見できたので、実際にあるいてみますねv

ムササビくんに見送られて、いよいよ登山開始v

目指すは、高尾山・599m

高尾山の山中 は

四国八十八ヶ所巡り に例えられています。

登山口のお寺には お大師様もいらっしゃいます◎

なんとなく。。。 ですが、

高野山 で 清められる感じが似ています。

高尾山

(そういえば、一文字ちがいですねー。)
お大師さま 曰く、

都会と自然とを行き来して

心の調和を図ることが大切 なのだそうデス◎


さて、いきましょうか。。。♪ (運動不足もかねてv)

 

『福島県立美術館・黄金の巨匠たち展&花見山・飯坂♨ぶらり鯖湖湯』へ

※4月16日(土)

IMG_2070

当日は、 たび日和 に恵まれ春の陽気とともに和気藹々とご一緒することが出来ました。

楽しい雰囲気は参加者おひとりおひとりの気持ちをよせていただくことで

なんとも心地よい雰囲気になるように、お手伝いさせていただくのも

ツアーコンダクターのお仕事デス◎ ( 旅の指揮者ですから:笑 )

日本初公開の作品を始め、オランダ黄金時代の生の迫力を存分に感じていただき、

福島市内イチオシの四川中華料理店、円卓で会話のはずむ楽しいランチ、
160417-3-1

2週間早い桜の開花で、 惜しい花見山でしたが…

そこは、満開のハナモモの里でカバー♪

160417-68

飯坂温泉ぶらぶらタイムものんびりと過ごしていただきました。

鯖湖湯、あっついけど、 なれると、あの熱さがたまりませんよね〜♨

本物が放つ芸術のヒカリ、 お花のアカリ、 のおかげで

とても充実した 日帰りツアー にすることが出来ました。

皆さま、おてんとさま、ありがとうございます♪

《追伸》

先日、足利の栗田美術館に行って参りました。世界でも珍しい素晴らしい陶磁器が揃う美術館。オランダの東インド会社がアジアの技術に着目し、世界へ繋げてそして黄金時代の芸術に繋がっていったことをあらためて実感する機会でした。人と歴史と文化、途切れることなく、今を生きる私たちに繋がっています。
今後も豊かな旅の時間をご提供できますよう、スタッフ一同皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。また一緒にステキな旅の時間をともにいたしましょう◎

ご案内 酒井ようすけ

※参加者専用 【おもいで写真室】はこちら

「旅を通しホッとできる関係をむすびます」

0266456d6ed9ad75d0d96ae9b816603d