自分をしなやかに強くする
本当の意味を体感する旅
その場所にたったとき、
あれ? なんだ!
この湧き起こる感覚は、、
それを伝えるのに、
それっぽく表す好きな言葉があります。
【クオリア】
「感覚的・主観的な経験にもとづく独特の質感」
『秋空の青くすがすがしい感じ』
『フルートの音色のような高く澄んだ感じ』など
わたしたちの祖先は、
この日本列島に移り住み、
縄文、弥生時代から何万年、何千年と
その長い長い時間の中で培ってきた
生きぬくために必要な叡智を残してくれました。
私たちの生命と文化につながっています。
そこに思いを馳せて、
深く知り、深く感じること
この日本だからこそ湧き起こる
「クオリア」を体感する旅。
それを誰にでもできる、
むずかしくない「現代巡礼」という
カタチにしました。
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ニッポンの聖地で人に、
・少人数だからこそ味わえる時間が違います。
・おなじみの僧侶先達「佐藤志亮」住職
&巡礼の意味を深め続ける添乗員がお供いたします。
・専用小型バス(最大同行者11名様)
僧侶先達がマンツーマンに近いスタイルで
丁寧なお参り。
少人数だから体感できることがあり、
一般的な量産型
バスツアーでは
出会えない最上巡礼体験!
最上三十三観音第七番 岩波観音別当石行寺副住職 佐藤志亮師ご案内 巡礼、お勤めの導師や、各寺の縁起や歴史など交えて先導
《どんな格好で?》普段通りの歩きやすい旅行スタイルでOKです《けっこうあるきますか?》場所によっては乗降する場所から5〜10分かけて歩く場所もあります《御朱印は?》添乗員が一括して代行。日帰り4回するより、時間的余裕あり。
仙台からの最上巡礼は日帰り4回が主流でしたが、効率と快適さと、旅の情緒を大切にする設定でご案内いたします。
「最上三十三観音順礼始」によりますと、最上札所の起こりは室町時代に遡り、今年で開創577年になるといわれております。
私たちが観音さまと呼んでおります観世音菩薩は、古くから多くの人々に信仰され、最も親しまれてきた仏様ではないでしょうか。最上札所の札所名は他の霊場の寺院名と異なり、土地(集落)の名称になっています。
それは、観音堂のある地域(集落)住民が、観音信仰から観音像をまつるようになり、観音堂を建てたり、観音講へ集まるなどして、観音堂を集落住民の心のよりどころとしたことによります。
最上地方は、古から観音信仰が厚く、巡礼(お礼参り)が盛んな地方なのです。
法華経第七巻の観世音菩薩普門品には、一心に観世音菩薩の御名をとなえれば、観音さまはただちにその声を感じて私たちを苦悩から救って下さるとあります。そして悩める私たちの求めに応じて、三十三の姿に身をかえて救うと述べておられます。この三十三という数に合わせて始められたのが、三十三観音巡礼であります。
巡礼を始めるきっかけは、
人によって様々でしょう。ある人は願いを持ち、ある人は先祖の供養のためなど、何か心に期するものがあると思います。
観音巡礼の第一の目的は、「二世安楽」のためと言われております。二世とは、現世と来世のことであります。この世は色々と厳しいこともあり、辛いこともありますが、まずまず幸せに生きられますように、そして来世でも阿弥陀様のところ、西方極楽浄土で安楽にすごせますようにという願いであります。それと同時に家内安全を願い、そしてご先祖様の菩提を願い、一切衆生(生きとし生けるもの)に慈悲をかける祈りの旅、それが巡礼であります。
静かな霊場の御堂でお経を読み、あるいは御詠歌を唱えながら、一札所、二札所と巡るという積み重ねの中で観音さまの慈悲に接することができ、あらゆるものへの感謝の念も現われてまいるものと思います。観音さまを念じながら歩を進めるうちに、自分が浄化され、反省する機会ともなるのです。観音巡礼は、自分自身を高めていく「行」であるとも言えます。
また信仰とは、仏さまと一つになることです。自分のことだけ、自分の利益のみを追い求めるのではなく、相手の立場に立ってものを考えて行動することです。相手と共に幸せになることを願いながら生きていくのが信仰の道でなければなりません。
大慈大悲の観音信仰を求めて、一人でも多くの方に観音さまとご縁を結んでいただきたいと思います。
各札所は、松尾芭蕉の「五月雨をあつめて早し最上川」で有名な最上川に沿って、南は山形県上山市から北は秋田県境付近の鮭川村まで、いずれも風光明媚な地に点在しています。
最上三十三観音札所霊場の魅力は、
等があげられ、全国各地から観音信仰篤き善男善女が巡礼されています。
みちのく山形の風土を味わいながら、観音さまとご縁を結ぶ祈りの旅に是非ご参詣下さい。札所は昔のままの姿で静かに心あたたかく皆さまをお迎えいたします。
最上三十三観音札所別当会
会長 佐竹義弘