おむすびツアー34号 発行しました 

 いけるときにいく

それは「いま」なのです

 

先日の沖縄本島4日間ツアーでのこと。バス車内にて、バスガイドさんの愉しいお話を聞きながらの移動中。参加者同士の、なにげない会話の声が聞こえてきました「歩けるうちに、いけるとこ行かないとね~♪」何度か聞き覚えのあるフレーズ。平成から、新しい元号(時代)に変わるタイミングということもあり、自分自身も「時間」に対する価値が変化しているのか、いつもより芯を捉えて心の中に入ってきました。

 那覇空港から最初に向かった首里城。くもりの予報だったのにも関わらず、青い空と気持ちのよい南風に迎えられ、予定よりもついつい長居をしてしまい、予定を過ぎて出発。そのためホテルチェックインを後回しにして、直接夕食会場へ行くことにしました。が、しかし、これまた東シナ海に沈む夕暮れが、僕を誘惑してくるのです。やっぱり先にチェックイン!一度、お部屋に入り、海の見えるお部屋からこの景色を楽しんでいただく。夜のホテル到着では、
感動をひとつ減らしてしまいます。

 最終日、ベテランガイドさんが少し寂しそうに、「最近ここを訪れる人が減っている。そして、その県の方々が来たときにしか、お花があがらない…。」「それはまずい時間をつくって、いきましょう!」先の大戦において海外で戦没した宮城県出身の勇士45,500余柱の霊をお祀りする「宮城之塔」を行程に加えて、皆さんでお花を添えて、手をあわせて参りました。

 このように、お客様と現地の全てとの「意思疎通」をはかり、現場での微調整を大切にしています。もしまた、訪れるとしたらいつになるのでしょうか。そして、留守をまかせる方への配慮やお願い、労力と経費がかかります。だからこそ、「時間」が持つ価値をしっかりと捉えています。

 選んでいただける準備を怠らず、参加いただける皆様の「いま」を大切に取り扱わせていただくことが、私たちのお役目です。

                         社長 酒井陽介

 


おむすびツアー34号チラシ

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