地球暦が「彼岸の入り」をお知らせします。
引用元:太陽暦時空間地図 地球暦 HELIO COMPAS2020
(転載させていただきました)
秋分の日を中日(なかび)として前後3日間(合計7日間)が彼岸の1週間。
彼岸の入りは上半期を締めくくる3日間、彼岸の明けは下半期のスタートとなる3日間。
彼岸は、1年を二分する終わりとはじまりが交差する地球の運行の半期折返し地点です。
秋分は1年を1日に例えるとちょうど夕方にあたり、昼(上半期)と夜(下半期)の分岐点、過ぎた日々を想う黄昏の雰囲気が漂う一番ドラマチックな季節です。
陰陽中庸や西方浄土に祖霊を偲ぶ信仰も、自然界の昼夜の逆転に、人間界の生死流転を重ねあわせ、この時期に自然と生まれたような気がします。
彼岸(春分と秋分)の太陽は、地球上すべての場所で真東から昇り、真西に沈んでいきます。世界各地の遺跡(コミュニティ)は、その時の合図を地理や景観の中に織り込み祭祀をしてきました。
スフィンクスは日の出を見据え、モアイは日の入りを見送り、チチェン・イツァのピラミッドでは蛇の造形が光と影で現れる。その他、アブシンベル、マチュピチュ、アンコールワットなど…、太古の遺跡に刻まれた光の彫刻は、今年も静か時を知らせています。
彼岸は悠久から続く人と地球の営みを感じることのできる一年の中でのマジックアワーのようです。何かと慌ただしい現代ですが、ふと立ち止まって夕日を眺める時間が持てたら素敵ですね。
来週からは夜が長くなり、まもなく下半期を迎えます。
半期を締めくくりながら、地球暦で来春までの時空を眺めてみてはいかがでしょう。
(*とてもユニーク地図です。是非ご興味のある方はお求めください。)
引用元:太陽暦時空間地図 地球暦 HELIO COMPAS2021
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仲秋は、二十四節気でいうと「白露」から「寒露」の頃。
この頃は、燥(かわき)から肺と大腸を守るのがテーマと教えてくれるのはー。
料理研究家で、地球暦ユーザーの大澤さゆりさん。
暦の知恵を生かし、食を通して健やかなココロとカラダつくりを伝えてくれています。
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秋分を過ぎると、だんだん大気も安定して空気が乾燥してきます。外気にさらされている肌は元より、体内でも外気にさらされている臓器である肺(呼吸器系)も乾燥してくる頃。
潤す働きのある食材を食卓に取り入れていきましょう。
【さゆりのおすすめ台所漢方レシピ☆無花果と蓮根のサラダ】
今が旬の無花果は肺を潤す食材の一つ。また、秋冬に美味しさが増す蓮根は呼吸器系のトラブルに古来より使用されてきた食材です。
それらをサラダ仕立てにし、甘酒ドレッシングでいただきます。
無花果が手元に入った時はぜひお試しください。