モネラン 感謝のラブレター

こんにちは!
走れる添乗員 酒井です

10月22日〜24日に行われた
 ラン・旅エール

ㅤ走る旅 あれから10年、宮城

モネラン69km 登米 〜 気仙沼大島 3日間

このモネラン企画に関わっていただいた

皆々様へ 感謝をこめまして。

この度はそれぞれの
人脈を通じて、この企画にたいして
ご協力いただきまして
誠にありがとうございます。
おかげさまで当初の想定を
はるかに超える
「モネラン」に
させていただくことができました。
そして、なにより
今回のイベントの価値を
物語るのは、
走る前よりも
元気になれたことです。
会話調で、当日の様子を
振り返りながら、
感謝の気持ちをお伝えします。
〜〜〜
「なんでこんなに長い距離を走るのか」
ひとりでは
この66kmの道のりを走るのは、、
いくら、
「おかえりモネ」が表現する
いまの宮城が大好きと言っても
過酷すぎます。
走破することができたのは
地元の方々の
応援があったからこそです。
前日は、
伊達政宗の居城のあった仙台よりも、
色濃く伊達文化が残る登米(とよま)の歴史にふれ、
世界でも有数な場所「伊豆沼」で、
シベリアから越冬のために6万キロを渡って
飛来してきたマガンたちのねぐら入り、
圧巻の光景に元気をもらいました。
 (自然のパワーは圧倒的ですね)
当日は
早朝スタートにもかかわらず、
新潟から登米に移り住み、
ここで生きることを決意した青年に
気持ちよく背中を押してもらってのスタート
北上川の凛とした風を感じながら
走り出した。
東から朝日がのぼり、
きれいな川面に反射して
西の空には、白い月がのこり、
まだくっきりとみることができ
太陽と月のお見送りも、
格別に感じました。
気仙沼大島出身で、
いまは登米にすむ操縦士のドローンが
僕らを待ち構え
そして、追いかける。
ドローンにも心があるような
なんだか応援されている感覚になりました。

 

最初の休憩ポイントでは
「もしかして、もうゴール!?」と感じるような
地元の方々のお迎えぶりに感動!!
まずは、
「どうぞどうぞ」と
美味しいものを差し出され、
みそおにぎり、うめぼし、
味の濃い野菜、おごご(漬物)
を口にして、
「田舎の本物の味」
最高の補給で元気をチャージ!
それを振舞う、
みなさんとの何気ない会話で
心の元気もチャージ完了!

その街の様子を一望できる

稲荷神社でまっててくれた方。
その土地と、そこで暮らす人の魅力を
深く知っていて、その関係をぼくらに
丁寧に結びつけてくれました。
走ることをいったんわきにおけるなら、
ゆっくり聴いていたかったです。

 

 

ふたたび走路へ。
仙台から
帯同してくれた白と紺色のサポートカーが
走るぼくらの脇を優しいスピードで追い越していく。
なにかあれば、この2台がいるから大丈夫
休憩のたびに、
サラリと安心感を与えてくれる存在でした。

 

さっきの(食べ物の)量では、足りなかったのではと、、
またお家にもどって、作ってくれて、
再びあらわれてくれた
笑顔のとてもすてきな「わらびなご夫婦」
2日前にもかかわらず、
「どのようになるか分りませんが
 楽しそうなので参加します。」
と、申し込んでくれて
途中歩きながらも、
不屈の精神で完走した
彼の存在が、意外なことに
他のメンバーを勇気付けてくれました。
距離が長いだけに
たくさんのエピソードがありますが、
キリがないので、このへんにして。

 

さて、
冒頭の
「長い距離を走りきること」の意義について
あらためてふれます。
それは、
こんなことだろうと思います。
「簡単じゃない。だから挑戦してみたい」
 (どっかできいた、このフレーズ笑)
どうゆうふうにしたら、
この「プロセス」を楽しく体験し、
のりきることができるのか。
ペース、呼吸、フォーム、水分補給、栄養補給、
道の状態、編隊の調整
疲労感、体の痛み、メンタルの状態
などなど
こういうことを
グループで調整しながら
すすむからこそ、走りきれる。
そして、
それを体感することに
意味を感じる。
補い合う感覚で
9人の足音を奏でながら前にすすむ、
走る旅ものがたり。

 

登米(とよま) 6:10スタート
気仙沼大島  17:20ゴール
66km

みなさんのご協力とご尽力のもと
見事全員が、完走することができました。
けっして、ひとりでは体験することはできません。
走る前より、
元気になっちゃうのは
こういうことを体験させてもらえたからです。
10月23日
このモネランをできていなかったとしたら
どんな1日をすごしていたのでしょうか。
特別な「1日」の有り難みを
いまいちど
かみしめて、ふみしめて
また、これからの生活にいかしていきたい。
9名だけじゃなく
みなさんと、

走りきれたと思っています。

今回一緒に走ることのできた
足立ちかこさん
わらびご夫妻
ながしまさん
志田さん
ゆっきーさん
浅井さん
稲荷神社の宮司さん
永浦さん
おとめっこ
ワンワールドさん
及川農園さん
後藤農園さん
芳賀果樹園さん
コンテナおおあみさん
多恵子さん
さっちゃん
なっちゃん
しょうこママ
須藤さん
高橋みかさん
内山さん
小野がめらさん
かよさん
けいしさん
ゆうじろうさん
小野寺さん
やまさくさん
関口さん
しずえさん
とうちゃん
えりさん
けろさま
當山さん
矢野さん
カッスー
ナカジー
市川さん

この宮城に暮らし

震災を経験し、コロナを経験し、
おかえりモネをみて感じたこと。
それを今回、
地元の方々とともに
このような旅のカタチに
できたことを嬉しく思います。
「モネラン66」
実際に走った方も、
走ってないけど、心を寄せていただき
さまざまなカタチで
「伴走」していただいた方も、
 本当にありがとうございました!
宮城の山と海と人に、
あらためて、誇りを感じる旅に感謝です。
心から有難うございます。
 ラン旅エール 酒井陽介