ぼくの分岐点② 『Mr.オクレからの贈り物』

小学生からずっとサッカーに明け暮れる毎日を過ごしていました。

今号では ボクがなぜ?この旅行業に ついたのかを皆様にご紹介させていただきます。

幼少期は実家若林で弁当屋を営む両親の三男坊(バッチ)として過ごしていました。
冬でもくつ下をはかない男の子だったそうです。(おかげで丈夫ですv)

一つ上の兄と、キャプテン翼の影響を受けて小学3年生のときから
サッカーにのめり込んでいきました。 小中高と続け、
高校2年時にブラジル遠征の機会に恵まれました。

その渡航説明会のときに、あらわれたのが“ミスターオクレ”そっくりの
森井さんという方でした。最初は(失礼ですが)その風貌に頼りなさそうだな~
と、思っていました。
しかし、いざブラジルでお世話になったら、ボクたちが何一つ心配なく
現地でのサッカーにうちこめるように、食事、移動、宿泊、もろもろの手配をして
くれたのでした。滞在中、森井さんがちょっとの間、いなくなるとなんだかソワソワ
してくるぐらい安心感のある方でした。

もちろん、その後もサッカーに打ち込んできたのですが、進路を考える度に
森井さんのように旅のお世話をする仕事は自分に合っているのではないかと
いつのまにか思うようになっていました。
色々な人に会えて、色々な場所にいくことができる
そして、美味しいモノにも沢山出合える このお仕事を選びました。

専門学校を経て20歳のときにタビックスジャパンに入社
その後、二つの会社で経験を積ませていただき、いまに至ります。

旅行業に携わってから18年
おかげさまで旅をコーディネイトする経験をたくさんさせていただきながら
日本各地を巡らせてもらうことができました。
その中でお客さまと一緒に味わうことのできた感動、感激はこの仕事の最大の喜びです。
ときには自分の甘さでせっかくの機会を満足のいくものにさせられず
落ち込んだこともあります。ときには旅先で思いがけないハプニングに遭遇し
たじろぎながら乗り越えたこともあります。
そんな刺激と感動に満ちあふれたこの仕事に携われたことに心から感謝しています。
この仕事のおかげで得られた『機会』は計り知れません。

そんなきっかけを
ボクに贈ってくれたのは… とっても頼りになるミスターオクレ(森井さん)でした。
いつか自分もだれかの“ミスターオクレ”になれるように初心を忘れずに励んでまいります。

森井さん

※写真右側がミスターオクレ(森井)さん ムイントオブリガード!!

※シリーズ【ぼくの分岐点】は隔月発行のニュースレター《さんさんパスポート》に
掲載している記事です。