1200年の伝統・祇園祭
こんにちは♪ 暑さが本格的になってきましたね。
今回は 旅エールそよかぜツアー 初めての飛行機を利用しての企画
日本三大祭の一つ 《祇園祭3日間》へ行って参りました。
台風11号の影響がとても心配でしたが、なんとか大丈夫でした。ふ〜
今回の企画は、いつも観光経営の勉強会を一緒にさせていただいている
山形、福島、宮城、新潟、石川、長野、岐阜、埼玉、東京 の
10社と共同企画で実現!
岐阜のケイツーリストと京都駅で合流し、楽しい旅が始まりました。
京の地で 岐阜、名古屋、宮城 のお客様が一緒に旅をする。
※水色法被がケイツーリストの阿部社長、旅エールのお客様に岐阜名物の差入れ
(ちなみにこちらからは 笹かまぼこ )
玉井屋本店 登り鮎 おいしかった〜♪ 阿部さん、ごちそうさまでした!
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最初の昼食場所は 亀岡にある へき亭
亀岡城津田藩の旗本 日置(へき)家 築300の武家屋敷
独特の雰囲気の中でいただく京野菜の家庭料理
水戸黄門など時代劇によく使われる場所で、次回の朝ドラ「あさが来た」も
撮影予定とか。女将さんも豪快で優しいユニークな方♪
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食後は亀岡駅から 嵯峨野トロッコ列車にて嵐山へ ゴー!
嵐山でおりて、歩いて 竹林へ
The 京都
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その後、龍安寺の塔頭 宝厳院へ(写真NG)
再び、バスにのって京都・四条通へ
祇園祭・宵山 見学
ところでみなさん、祇園祭の開催期間をご存知ですが?
身近な東北のお祭りは、2日から長くとも 青森ねぶた のような5日間くらいですよね。
祇園祭りは な、なんと!! 七月一日に始まり、七月三十一日までの一ヶ月間です。
砥園祭が始まったのは、魔の貞観年間(859-877年)
富士山・阿蘇山・鳥海山・開聞岳の噴火、三陸沖大地震に南海大地震、大津波、疫病蔓延…と天災が相次いだ。平安時代の京都の人々は「非業の死をとげた怨霊の祟りで、悪鬼が日本中に溢れた」と恐れた。
869年に平安京の神泉苑に国(いまでいう県)の数と同じ66の矛を建て、荒ぶる神・牛頭天王(スサノヲノミコト)の力を持って鎮める「祇園御霊会」(ぎおんごりょうえ)を行った。1200年が経ち、御霊会はかくも優雅な京都の祭りへと発展した。病魔退散、日本の安寧を祈願するお祭り。
一般には、17日(前祭・山鉾巡行と神幸祭)と24日(後祭・山鉾巡行と還幸祭)その宵山が広く知られているようですが、実に多彩な催事がおこなわれています。
すこーし、雨にあたりましたが 宵山 の雰囲気を存分に愉しめましたね
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んん〜♪ 出汁のいいかおり
宵山見物のあとは、おまちかね 食べエール♪ 河原町権太郎 の「うどんすき」利尻昆布からとるこだわりのお出汁が格別です。お客さんより、食べちゃったかも(汗) ※写真:権太郎HP転載
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「2日目」
そして、いよいよ! 山鉾巡行当日 7月17日(金)
台風の影響が心配されましたが予定通り巡行
特別企画・永楽屋さん特別休憩所をお借りし 先頭の長刀鉾をまつ
毎年先頭をつとめるエース 長刀鉾 の、辻回しはお見事!
各旅行会社スタッフ、ご当地法被を身にまとい
永楽屋ご利用の約100名のお客様を分け隔てなくサポート
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東雲観光・鈴木社長はいつのまにかレジまでサポート 違和感なし(笑)
雨の山鉾巡行でしたが、 永楽屋 特別休憩所のおかげで快適快適♪
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お祭りの後のお愉しみ 井政 の茶福箱弁当
祇園祭らしく、鱧がふんだんに♪ 井上さん、ありがとうございます!
食べるときは仕事以上に本気なふたり(笑)
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賀茂別雷神社(上賀茂神社)
第43回 式年遷宮
普段立ち入ることのできない場所で 御白砂撒きを体験
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ケイツーリストの皆様とはこのあとお別れをし、続いて神幸祭へ
雨ちゃん、 この辺りから本降りに(泣)
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祇園祭・前祭 もうひとつのハイライト 神幸祭(しんこうさい)
地元の方にとっては、これが あついあつい!
《 スサノヲの荒ぶるチカラで 疫病退散を祈る 》
どしゃぶりの雨が 京の男衆の 意地 を引きだす
ほいと!ほいと! ほいと!ほいと!!
こういうの気合い入って、だい好きです
京男衆の意地 ここにあり!
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「3日目」
朝 鈴虫寺へ
鈴虫説法、心に響きます
《和顔愛護》心の美しさ、大切さ
京都癒しの旅 下戸さんおすすめの老舗2軒で お買いもの
漬け物大こう ・ 澤井醤油店
※試食注意 これが当たり前になると大変です(笑)
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雨にぬれながらも 充実の京都祇園
伊丹空港 フライトを待つ皆さん どこかさびしそう
もう一泊、しちゃいましょうか?(笑)
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あっという間の三日間
台風が心配でせっかくの旅に影響がでるのでは…と、一度は参加をとりやめようとした方から、
帰路の機内で書いていただいたアンケートに嬉しいお言葉はたくさん並んでいました。
〜〜〜
今回思いきって参加して本当に“いい事”がありました。
「台風で最悪の天候にも拘らず随所にネットワークの広さを駆使して楽しい旅にしてくれた」
「岐阜など他のツアーの方と一緒に行動し交流を持てた事。岐阜、新潟、京都の社長さんたち情熱的でステキです」など。
〜〜〜
今年の2月に勉強会兼下見で京都を訪れ、先輩社長たちのおかげでこんなに素晴らしい三日間をお客様にご提供できたことが幸せです。そして、自社のお客様のみならず、共感する地元旅行社ツアー参加者のみなさまをメンバー一丸となってサポートできたことも有意義でした。京都で受け入れをしてくださったトラベル京都の近藤さんはじめ、永楽屋のみなさまにも深く感謝いたします。
今回の祇園祭ツアーを通して、またあらためて 千年の都「京都」の魅力に触れることが出来ました。東日本大震災を経験した私たちにとって、同じような地震と津波があった1,000年以上前の貞観年間から伝わる祇園祭が、そう、かけはなれたところからきたモノだと思えません。先人たちが伝えようとしたメッセージはなんだったのか。想いを馳せて残したかったモノが連なって、一ヶ月に及ぶ日本一のお祭りが現代に存在する。そんなことを思いながら、一緒に愉しませていただきました。
戦後70年、高野山開山1200年、古事記編纂1300年など、私たちもまた大きな大きな時代のうねりの節目を生きています。この旅で受信したメッセージを日常で活かしてこそ、旅の意義も深まるはずですね。
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京都という場所は、それを観照する者の精神的な成熟を試すようなところがある。「京都適齢期」とでもいうようなものがあるように思う。自らの姿を鏡に映すように、人生体験が深い分だけ奥行きを見せてくれるのである。
京都の本質が長い時間の中で培われたものであるからこそ、その奥深い魅力に子供の頃はなかなか気付かないのだろう。自らの生の歳月を重ねる事によって、人は始めて歴史というものを味わうことができるようになる。仲間たちと比叡山の猿を見て騒いでいた中学生の私には、京都の豊かな文化的生態系を育んできた時間の流れの重みを理解する準備が出来ていなかった。
自分の人生を一生懸命に生きた分だけ、京都はその魅力を開いてくれる。自分の脳の中に蓄積された経験を京都という奇跡のなせる「鏡」に映し出すためにも、折に降れ「大人の修学旅行」に出かけたい。
茂木健一郎 著書:脳で旅する日本のクオリア より
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壮大な祭り・京都 は、 一朝一夕には味わいつくせない。
旅エール 酒井陽介