夏に至る

夏に至る

「陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以てなり」
最近、なんとなく活動的になってきている自分を感じていたのは

夏至に近づいたいたからだ。

季節と自分が連動していることを感じる大切さ。

「なんか気持ちいい」

写真は3年前、

感染症で旅行業がどうにもならなくなったとき、、

それでもやっぱり、旅にでた。

新潟県妙高 苗名滝にて

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(以下、大好きな「地球暦」より転載)ㅤ

光が満ちる「夏至」の日

太陽から8分19秒で到達した光は、地球の北回帰線(北緯23.4度)に降り注ぎ、北半球では北に行くほど昼が長く、北極圏(北緯66.6度)では眠ることのない夜、“白夜”を迎えています。ユーラシア大陸に広大に広がるツンドラ森林地帯では24時間体制で植物たちが光合成し、酸素濃度の上昇とともに、地球全体が深い深呼吸をしているようです。

今、南と北で二極化した、光と影が、片寄り切り、シーソーのバランスがこの瞬間に静かに動いています。

太陽が静止するとき

夏に至ると書く「夏至」は、北半球の光の量がピークに至る地点。春分から90度経過した仲夏の半ばで、一年を一日にたとえると、ちょうど正午にあたります。

正午の「正」の字は解字すれば「一」と「止」。正午は午前中の出来事が終わり、午後がはじまるように、夏至は光が増長から減衰へと切り替わるピリオドのような瞬間。
Solsticeは太陽(sol)が静止している(sistere)という意味。地球号が至点を通過する時、日の出入り・南中高度など太陽の変化は数日間止まって見える。大きな船が舵を切ってもゆっくりとしか旋回できないように。

今、全てが Slow and Steady(船舶用語:ゆっくりそのまま)