私たちの大好きな・那須2大美術館めぐり

7月22日(水)

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夏の日差しがまぶしい朝の出発となりました。今日も暑くなりそうな予感。
今回は 仙台・加美・古川 合同のバスツアーでした。那須までちょこっと夏のドライブ♪

今朝は恒例の朝茶のお伴に弊社代表酒井より『おむすび』の差入れがありました。旅エールのシンボルマークでもあるこの『おむすび』は酒井代表のお母さん、せつ子さんの真心がいっぱい込めてられて、食べる人を幸せにしてくれる魔法がふりかけてあるのです。思わぬサプライズに車内からは『食べてみたかったのよ〜♪』の声がきこえました。

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途中休憩した安達太良サービスエリアでは既に気温34℃。バスは爽やか那須高原を目指します。

 

予定より少し早く那須ステンドグラス美術館に到着。イギリス コッツウォルズ地方の建物をモチーフにたてられたそのお城は『はちみつ色』と紹介されている黄色い石『ライムストーン』の重厚なたたずまいで迎えてくれます。今日は緑の木々が優しい木陰を作って美術館の入り口までご案内。

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館内は礼拝堂の大きな窓にアンティークなステンドグラスが施され、その美しさに息を飲むほどです。

なかでもティファニーの工房で製作されたセントラファエル礼拝堂の『聖パウロの生涯』は差し込む光の美しさに誰もが見とれていま

そしてこの美術館では100年以上も前に作られたドイツ製のアンティークオルゴールの音色に心癒やされ、パイプオルガンの生演奏に心清らかになるひと時をお過ごしいただきました。

さて、続いてはお待ちかねランチタイム♪

時刻は13時30分。今朝のおむすびの差入れは、この遅お昼に備えてでした。

レストラン『高原のテーブル』に時間通り到着。イタリアン&和食ランチバイキング、スタート!

ピザもパスタも美味しいのです♡

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今日は夏休み限定スイーツ、手作りチョコバナナコーナーもあり、ご参加いただいた小中学生は楽しそうに挑戦していました。

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食後、いよいよ本日のメイン『藤城清治美術館』へのご案内です。那須高原の素敵な雑木林の散策道を7〜8分ほどお散歩。旅エールいち押しの美術館『藤城清治美術館』にて「光」と「影」の織りなすその美しさ、優しさ、力強さ、尊さが、心の真ん中に強く強く生きる力となって染み込んでゆく、そんな「ビタミンT(たび)」補給の時間をお過ごしいただきました。

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今回の旅は、私ども旅エールの人気NO1コース。ご参加下さったお客様からはご満足いただいた旨のお言葉を頂戴し、大変ありがたく思っております。今後も皆様にご満足いただけるコース作り、食事の選定にスタッフ一同全力でご案内させていただきます。

※ちなみに 9月7日(月)にも 同じコースが催行されます。まだ行かれていない方、ぜひご一緒いたしまししょう♪ (中島)

那須高原・ふたつの美術館めぐり( 日帰り バスツアー )

はじめての 歌舞伎

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一度は観てみたかった 歌舞伎。
まさか、ツアー添乗というかたちで叶うとは夢にも思いませんでした。

「二枚目」「十八番」「どんでん返し」など、歌舞伎が語源の言葉は普段から使われています。
私はその言葉と出会う度、歌舞伎への興味を募らせていました。

いよいよその歌舞伎が観られる!
しかし、そこはお仕事。
平静を装いながら、実は…ひそかに浮かれていたのです。

台詞は、独特なリズムと言葉で聞き慣れませんが、声の大きさと速さ、肩を落とす仕草、大振りな身振りなど、感情が豊かに伝わってきます。そこに、イヤホンガイドから流れる説明で物語の流れは苦なく理解できます。このイヤホンガイドのタイミングが絶妙!(歌舞伎鑑賞必須アイテムです)

役者の人形のように微動だにしない緊張感、集中力にぐっと引き寄せられました。
無駄がいっさい無い!といった感じです。
そして、合間合間に客席から掛け声が入ります。

「成田屋!」「播磨屋!」

役者の屋号が飛び交います。

素人の私には「え!ここで掛け声入れるの!?」というタイミングもありました。

深く印象に残ったのはこの掛け声でした。
後で調べてみました。

この掛け声を入れる方々を「大向こう」と呼ぶそうです。
物語の内容、見せ場が全て頭に入っている常連。
次の動きが分かるからこそ、掛け声を入れられるのですね!

演じるプロの役者、観る側にもプロがいました。

大向こうは一幕見席で観劇されることが多いそうで、よく後ろの方から掛け声が飛んできました。一幕見席とは、観たい一幕の券を当日に買い、歌舞伎を観てみたい!という初心者から、何度も通う常連までが利用する席です。外国人の方も多くいらっしゃいました。
歌舞伎座の一番奥に一幕見席があります。舞台から一番遠い「向こう」。その「向こう」に役者達が敬意を込めて「大向こう」と呼ぶそうです。

私はここに江戸の粋を感じました!

でしゃばらず、多くを語らず。
何故ならそうする必要が無いから!
この暗黙の了解と言ってよい、大向こうと役者の関係に、とても感動しました。

新しくなった歌舞伎座・独特の雰囲気、歌舞伎座スタッフの方々のおもてなし
響き渡る音響、江戸から続く伝統、世襲する役者たち

歌舞伎 は その全体の構成、空気感をひっくるめて観て感じるものだ!と、
いうことを肌で感じてきました。

地方巡業の歌舞伎もいいですが、
やはり本場での観劇をおすすめいたします!

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歌舞伎が語源の「幕の内弁当」。幕と幕の間に食べるこのお弁当は味も量もちょうどいい!
作家・池波正太郎も歌舞伎観劇に好んで食した 木挽町 辨松 のお弁当

歌舞伎を通して江戸を感じた翌日は『食』を通してニッポンを感じてきました。
東京・芝にある「とうふ屋うかい」。日本庭園を眺めながら、ゆっくり時間をかけていただきます。

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お料理の一つひとつに手間がかけられ、その丁寧さに心が落ち着きます。
季節の食材、そして器。隅々に料理人のこだわりがつまっていました。

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《編集後記》
先輩添乗員・中島について学ばせていただきました。常に先に先にと意識を向け準備を進める。難しくもやりがいのある仕事であることを実感。「習うより慣れよ」私にとって、ひとつひとつが貴重な機会になりました。ご参加いただきましたお客様、おひとりおひとりのお陰様と思っております。
これからもお客様とともにたくさん感動し、美味しいモノもたくさんいただきたいです。
どうもありがとうございました!

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7月18日(土)
今日からいよいよ夏休み♪

早朝6時40分

さわやかな夏の風に見送られて若林らくらくルート〜仙台駅お迎えバス発車オーライ!

熱中病が心配なこの季節、いつもの冷たいおしぼりと朝茶で水分補給

バス車内で『閉鎖の危機を何回も乗り越えて見事来館者数を大幅アップに導いた村上前館長』のお話などに耳をかしていただきながらリニューアル1周年を迎えた加茂水族館へ。
クラゲドリームシアターでは涼しげにぷかぷか泳ぐクラゲたちに心癒やされ、中庭のショーステージではアシカの見事なパフォーマンスに魅せられました。
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ランチは酒田駅前、地元の方でお席がいっぱいになる人気店『ル・ポット・フー』でフレンチランチ。地元で採れたてフレッシュサラダ、白身魚、美味しかったですね♪。フランスパンも皆様から『美味しい〜』とお褒めいただきました。

写真:お客様とのお話が楽しくて、写真撮るの忘れました!

そして北前船で繁盛した江戸時代の酒田を肌で感じる相馬楼。
その屋敷や蔵、お庭のたたずまいの雅やかな風情と簞笥や屏風、襖、アクセントのステンドグラスが見事に調和して、とても優雅な気持ちになりました。併設された竹久夢二美術館では美人画のモデルとなった写真も展示され艶やかな叙情あふれる世界にうっとり。
2階大広間ではあでやかな舞妓さんが粋な三味線の音色にあわせ演舞を披露。その美しさにため息が出るほどでした。

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つづいては、写真家 土門拳記念館


『土門拳が視た昭和』

戦前の平和で豊な日本、明治神宮の七五三、下町の子供たち、
スキージャンパーにびっくりする子供たち、海ではしゃぐ子供たち

時代は戦争へ、

少女たちの飛行訓練、出征を見送る母の涙と見送られる息子、
うら若き乙女の従軍看護婦、予科練、千人針

戦後、
近藤勇と鞍馬天狗ごっこ、おしくらまんじゅう、お嫁さんにうっとりする近所の女の子
政治闘争、ヒロシマ原爆病院の子供たちと死、筑豊、その栄華の裏側の子供たち

モノクロ161点の展示作品は懐かしさと、そして『平和』という大きな大きなメッセージが見る人の心に染み込む時間となりました。激動の昭和の時代が子供たちの笑顔と悲しみで語られていました。

時代は昭和から平成へと大きくうねりながら流れてきましたが、『子供たちのこの笑顔だけは変わらず守り続けたい』と7歳の子を持つ母としての思いを強く感じた時間でした。

さて、帰り道車内は『カフェ旅エール』へと変身。午後のティ−タイムでリラックス。最上川の雄大な眺めを車窓から楽しみながら故郷仙台へと予定通り帰ってきました。

ご参加いただいたお客様、ありがとうございました。
どこの見学地もお楽しみいただいていたご様子に、お供いたしましたわたくしも安堵いたしました。また、一緒に旅にでましょう♪

旅エール 中島篤子

1200年の伝統・祇園祭

IMG_0184こんにちは♪ 暑さが本格的になってきましたね。
今回は 旅エールそよかぜツアー 初めての飛行機を利用しての企画
日本三大祭の一つ 《祇園祭3日間》へ行って参りました。

台風11号の影響がとても心配でしたが、なんとか大丈夫でした。ふ〜

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今回の企画は、いつも観光経営の勉強会を一緒にさせていただいている

山形、福島、宮城、新潟、石川、長野、岐阜、埼玉、東京 の

10社と共同企画で実現!

岐阜のケイツーリストと京都駅で合流し、楽しい旅が始まりました。

京の地で 岐阜、名古屋、宮城 のお客様が一緒に旅をする。

※水色法被がケイツーリストの阿部社長、旅エールのお客様に岐阜名物の差入れ

(ちなみにこちらからは 笹かまぼこ )

玉井屋本店 登り鮎 おいしかった〜♪ 阿部さん、ごちそうさまでした!

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最初の昼食場所は 亀岡にある へき亭

亀岡城津田藩の旗本 日置(へき)家 築300の武家屋敷

独特の雰囲気の中でいただく京野菜の家庭料理

水戸黄門など時代劇によく使われる場所で、次回の朝ドラ「あさが来た」

撮影予定とか。女将さんも豪快で優しいユニークな方♪

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          食後は亀岡駅から 嵯峨野トロッコ列車にて嵐山へ ゴー!

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嵐山でおりて、歩いて 竹林へ

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The 京都

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その後、龍安寺の塔頭 宝厳院へ(写真NG)

再び、バスにのって京都・四条通へ

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祇園祭・宵山 見学

ところでみなさん、祇園祭の開催期間をご存知ですが?
身近な東北のお祭りは、2日から長くとも 青森ねぶた のような5日間くらいですよね。
祇園祭りは な、なんと!! 七月一日に始まり、七月三十一日までの一ヶ月間です。

砥園祭が始まったのは、魔の貞観年間(859-877年)
富士山・阿蘇山・鳥海山・開聞岳の噴火、三陸沖大地震に南海大地震、大津波、疫病蔓延…と天災が相次いだ。平安時代の京都の人々は「非業の死をとげた怨霊の祟りで、悪鬼が日本中に溢れた」と恐れた。
869年に平安京の神泉苑に国(いまでいう県)の数と同じ66の矛を建て、荒ぶる神・牛頭天王(スサノヲノミコト)の力を持って鎮める「祇園御霊会」(ぎおんごりょうえ)を行った。1200年が経ち、御霊会はかくも優雅な京都の祭りへと発展した。病魔退散、日本の安寧を祈願するお祭り。

一般には、17日(前祭・山鉾巡行と神幸祭)と24日(後祭・山鉾巡行と還幸祭)その宵山が広く知られているようですが、実に多彩な催事がおこなわれています。

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祇園囃子の音色が グッと気分をたかめてくれます

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すこーし、雨にあたりましたが 宵山 の雰囲気を存分に愉しめましたね

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んん〜♪ 出汁のいいかおり

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宵山見物のあとは、おまちかね 食べエール♪  河原町権太郎 の「うどんすき」利尻昆布からとるこだわりのお出汁が格別です。お客さんより、食べちゃったかも(汗)  ※写真:権太郎HP転載

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「2日目」

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そして、いよいよ! 山鉾巡行当日 7月17日(金)

台風の影響が心配されましたが予定通り巡行

特別企画・永楽屋さん特別休憩所をお借りし 先頭の長刀鉾をまつ

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毎年先頭をつとめるエース 長刀鉾 の、辻回しはお見事!

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各旅行会社スタッフ、ご当地法被を身にまとい
永楽屋ご利用の約100名のお客様を分け隔てなくサポート

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東雲観光・鈴木社長はいつのまにかレジまでサポート 違和感なし(笑)


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雨の山鉾巡行でしたが、 永楽屋 特別休憩所のおかげで快適快適♪

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お祭りの後のお愉しみ 井政 の茶福箱弁当

祇園祭らしく、鱧がふんだんに♪ 井上さん、ありがとうございます!

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食べるときは仕事以上に本気なふたり(笑)

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 賀茂別雷神社(上賀茂神社)
第43回 式年遷宮
普段立ち入ることのできない場所で 御白砂撒きを体験

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ケイツーリストの皆様とはこのあとお別れをし、続いて神幸祭へ

       
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雨ちゃん、 この辺りから本降りに(泣)

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祇園祭・前祭 もうひとつのハイライト 神幸祭(しんこうさい)

地元の方にとっては、これが あついあつい!

《 スサノヲの荒ぶるチカラで 疫病退散を祈る 》

どしゃぶりの雨が 京の男衆の 意地 を引きだす

 ほいと!ほいと! ほいと!ほいと!!

 

こういうの気合い入って、だい好きです

 

 

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京男衆の意地 ここにあり!

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「3日目」

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朝 鈴虫寺へ

鈴虫説法、心に響きます
《和顔愛護》心の美しさ、大切さ

 

 

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京都癒しの旅 下戸さんおすすめの老舗2軒で お買いもの

漬け物大こう ・ 澤井醤油店

※試食注意 これが当たり前になると大変です(笑)

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雨にぬれながらも 充実の京都祇園

伊丹空港 フライトを待つ皆さん どこかさびしそう
もう一泊、しちゃいましょうか?(笑)

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あっという間の三日間

 台風が心配でせっかくの旅に影響がでるのでは…と、一度は参加をとりやめようとした方から、
帰路の機内で書いていただいたアンケートに嬉しいお言葉はたくさん並んでいました。

〜〜〜
今回思いきって参加して本当に“いい事”がありました。
「台風で最悪の天候にも拘らず随所にネットワークの広さを駆使して楽しい旅にしてくれた」
「岐阜など他のツアーの方と一緒に行動し交流を持てた事。岐阜、新潟、京都の社長さんたち情熱的でステキです」など。
〜〜〜

 今年の2月に勉強会兼下見で京都を訪れ、先輩社長たちのおかげでこんなに素晴らしい三日間をお客様にご提供できたことが幸せです。そして、自社のお客様のみならず、共感する地元旅行社ツアー参加者のみなさまをメンバー一丸となってサポートできたことも有意義でした。京都で受け入れをしてくださったトラベル京都の近藤さんはじめ、永楽屋のみなさまにも深く感謝いたします。

 今回の祇園祭ツアーを通して、またあらためて 千年の都「京都」の魅力に触れることが出来ました。東日本大震災を経験した私たちにとって、同じような地震と津波があった1,000年以上前の貞観年間から伝わる祇園祭が、そう、かけはなれたところからきたモノだと思えません。先人たちが伝えようとしたメッセージはなんだったのか。想いを馳せて残したかったモノが連なって、一ヶ月に及ぶ日本一のお祭りが現代に存在する。そんなことを思いながら、一緒に愉しませていただきました。

戦後70年、高野山開山1200年、古事記編纂1300年など、私たちもまた大きな大きな時代のうねりの節目を生きています。この旅で受信したメッセージを日常で活かしてこそ、旅の意義も深まるはずですね。

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京都という場所は、それを観照する者の精神的な成熟を試すようなところがある。「京都適齢期」とでもいうようなものがあるように思う。自らの姿を鏡に映すように、人生体験が深い分だけ奥行きを見せてくれるのである。

 京都の本質が長い時間の中で培われたものであるからこそ、その奥深い魅力に子供の頃はなかなか気付かないのだろう。自らの生の歳月を重ねる事によって、人は始めて歴史というものを味わうことができるようになる。仲間たちと比叡山の猿を見て騒いでいた中学生の私には、京都の豊かな文化的生態系を育んできた時間の流れの重みを理解する準備が出来ていなかった。

 自分の人生を一生懸命に生きた分だけ、京都はその魅力を開いてくれる。自分の脳の中に蓄積された経験を京都という奇跡のなせる「鏡」に映し出すためにも、折に降れ「大人の修学旅行」に出かけたい。

      茂木健一郎 著書:脳で旅する日本のクオリア より
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また 京都 を訪れるとき、どう感じれるのか

壮大な祭り・京都 は、 一朝一夕には味わいつくせない。

旅エール 酒井陽介

 

 

 

仙台うみの杜水族館 

プレオープンへいってきました!

 

本日、6月24日(水)

初夏のまぶしい日差しに爽やかな海風が心地よくそよぐ午前10時、
心待ちにしていた『仙台うみの杜水族館』が関係者向けのプレビューオープン
7月1日のグランドオープンに先駆け一足早く見学させていただきました。

あの 八景島シーパラダイス が、プロデュース!

その素晴らしい施設の様子を一足先に皆様へ

新ホームページ初投稿 中島あつ子 がご紹介させていただきます♪

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入り口でパンフレットを受け取りウエルカムホールに入ったところから、別世界。
スクリーンに映し出された海景色がこれから始まる海物語の最初のページ。

この水族館の コンセプトは

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うっとりしながら進めると、いきなり天井からホヤが~!!
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この季節、居酒屋さんでお通しとして酢の物になったものをよくいただきますが、海のなかでは
こんな風にして育っているのですね。お陽様の光も木漏れ日みたいに優しくホヤたちを包んでいました。

 

そして、息をのむ巨大水槽。こちらも太陽の光が降り注ぎ、悠々と泳ぐ魚たちを更にキラキラと輝かせて、一日中眺めていたい気持ちになります。

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三陸の海を紹介するコーナーでは朝ドラ「あまちゃん」を
思い出させる『北限の海女になった自分を自撮りする』遊び心溢れたスポットもあり楽しかったです。

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2階はビーバー、ペンギン、アザラシ、イロワケイルカ、クラゲなど、これまたずっと見ていたくなるユニークな生き物たちが待っていてくれます。餌付けも見ることかできました。スタッフの案内で「バックヤードツアー」「ペンギンツアー」など表側からは見ることの出来ない体験ツアーもあり楽しさテンコモリ。

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そして、海の杜スタジアムで行われるアシカとイルカのコラボパフォーマンス。松島水族館当時のかわいらしさをそのまま残したアシカに加え、横浜八景島から来仙の6頭のイルカのパフォーマンスは見事でした!

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このスタジアム、よく見るとプールと客席を隔てるアクリル塀が無いのです。より間近で見たい方はバシャバシャ水しぶきがかかるのを楽しみながらで最前列へ。しぶきがかかるとスタッフがタオルを持って走って来てくれるのも愉快でしたよ。

海面からは見るこの出来ない養殖の様子を目の高さで知ることのできるコーナーや絶滅危惧種の保護育成の状況など、子供たちの成長にあわせて何度も連れて行きたい、そんな水族館に仕上がっていました。

大人も子供も興味をもって楽しめる  仙台うみの杜水族館、

是非、時間に余裕を持ってのんびりお訪ねください。

ちなみに… 地元のみなさんには年間パスポートがおすすめです。

大人も子ども、2回分で1年中通えます♪

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お読みいただき、ありがとうございます。

旅エール そよかぜツアー 企画担当

中島あつこの たびレポ でした♪  またお会いしましょうv

 

 

2014年5月24日(土)

【美々美!! 水・雅・花の美しさを訪ねて鳥海山の恵み、酒田舞娘の華やかさにうっとり 東北一!!4万株の寒河江つつじ公園 美しさにふれてリフレッシュできる日帰り旅】

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《お客様の声》

・鳥海山のガイドがとっても良かったです。旅の最後の温泉は最高ですね。舞娘演舞も一回は見ても良いものですね。

・初めて行くところばかりで自然とたくさんふれあえて楽しかった。また違う季節にも行ってみたいと思った。また、少人数だったのでみんなと仲良く会話ができたのも良かった。

・山盛りの行程だったが全て予定通りに進めて行けたのは良かった。無駄なものは無かった。年代も様々だったが、和気あいあい。添乗員のうんちくの努力も感じた。

 

↓ツアーの様子はこちらをクリック!

美々美ツアー

 

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2014年6月21日(土)-22日(日)

【鳥海山の恩恵 のどかな象潟 海・山・食・風土に満たされる2日間】

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《お客様の声》

・オリジナル感がいっぱいで新鮮!行程表にとらわれずある程度、余裕があるということは大事ですね。

・とっても楽しかったです。緑の中、マイナスイオンも浴び健康になった気がします。(明日の筋肉痛が心配ですが…)今後も旅エールにしかできない旅を期待しています。ありがとうございました。

・鉾立展望台で雪の上を歩いたのは初めてでした。とてもいい思い出です。元滝伏流水での見学の節は大変お世話になりました。次の日の自信になりました。白滝旅館から見た鳥海山の色は一生忘れられないスバラシイ風景でした。

・個人旅行でも団体(大人数)でもきっと出来得ないことが満載だったこと。

 

↓ツアーの様子はこちらをクリック!

 象潟ツアー

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2014年7月27日(日)-28日(月)

【旅エールで行く三陸エール じぇじぇじぇ!! 復活三陸鉄道

あまちゃん!?夏ばっぱ!? 北限の海女に会いに行こう】

あまちゃん

 

 

 

 

 

 

 

 

《お客様の声》

・バスの中もゆったり、スケジュールにも無理がなく、運転手さんやガイドさん、添乗員さんの心遣いが出来ていて楽しかったです。

・今回初めて見学する所があり、自然とのふれあいでとても癒されました。のんびりできました。

・震災後、一度訪れてみたいと思っていました。

・足腰の弱い私をみなさんが手取り足取り、前の方に出してくださったり、手を引いてくださったり、本当に参加させていただきありがとうございました。

 

↓ツアーの様子はこちらをクリック!

じぇじぇじぇツアー

 

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旅エール オリジナルツアー 第3弾

旅エールで行く三陸エール

じぇじぇじぇ!!

復活三陸鉄道

あまちゃん!?夏ばっぱ!? 北限の海女に会いに行こう

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2014年7月27日(日)-28日(月)

ドラマ「あまちゃん」の舞台となった岩手県久慈市へ行ってきました。

 

 

◎あまちゃん!?


うに

 

 

 

 

 

 

 

小袖にはウニやアワビを素潜りで採る海女の漁法が残されています。その由来は夫が遠洋魚業に出る間、女性が家計の足しにす
るため始めたものだそうです。

この日は、海女さん4名が実演をしてくれました。

水深7,8mを垂直にすぃーっと潜水します。しばらくしてふーっと浮き上がると、両手いっぱいのウニが!観客席から拍手がわき起こります。

採ったウニは、海女さんがその場でさばいてくれます。海水の絶妙な塩味もあり、こんなに美味しいウニは初めて食べました。

あまちゃん

 

 

 

 

 

 

 

 

小袖

 

 

 

 

 

 

 

◎まめぶ!?

続いて

お昼は海鮮丼とまめぶ汁です。

ドラマにも登場し話題となった、まめぶ汁は元々久慈市山間部の「ハレ」の日の郷土料理で、市内の人でも知らなかったそうです。

だんごの中にはくるみと黒砂糖。とっても美味しかったです。

まめぶ

 

 

 

 

 

 

◎サンテツ!?

さんてつ

 

 

 

 

 

 

おなかもいっぱいになったところで、三陸鉄道に乗車。

震災から3年、今年の4月に全線開通を果たしました。

久慈駅から普代駅まで約30分の電車の旅をたのしみました。

途中、「あまちゃん」のロケ地となった「堀内駅」や夏ばっぱが大漁旗を振った場所を車窓から見ることができます。

 

◎海野アルプス!?

北山崎

 

 

 

 

 

 

 

 

普代駅を降りて北山崎へ。

海のアルプスと称される北三陸は、垂直に切り立った断崖が連なり雄大です。

この日は真夏のような天気でしたが、あたりの空気はひんやりとしていました。この辺りはヤマセが吹くので、夏でも涼しいそうです。

 

この後はお宿へ移動しました。

浄土ヶ浜パークホテルの三陸ビュッフェバイキングは味も見た目もすべてがパーフェクト!

ロケーションも最高です。

海から登る朝日がみられる、というので朝4時に起きてスタンバイ!

これがその写真です!

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◎遊覧船!?

ホテルの近くには遊覧船乗り場があり、約40分の船旅を楽しむことができます。

震災時の様子や景観の説明、吉永小百合とポスターの撮影をしたというガイドさんの軽快なトークであっという間でした。

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◎エール!?

今回のツアーの冠に「旅エールで行く三陸エール」という言葉があります。

三陸を応援に行くツアーでもあるのです。

陸中センター石川さんは1Fがお土産屋さん、2Fはレストランでしたが震災の津波で大きな被害を受けました。

しかし、その一ヶ月後には復興関係で働く方々へ仕出し弁当づくりを開始したそうです。

そして、平成24年8月には震災前のかたちで営業を再開しました。

そんな、がんばっているお店をぜひ応援したい!ということで立ち寄りさせていただきました。

旅エールのエールは応援ですから。

 

◎海の幸!?

釜石サンフィッシュではお買物と昼食を楽しみました。

このツアー中ずーっと海の幸をいただいてきました。

どれもおいしく、たいらげてしまうのがもったいない!とゆっくりゆっくり味わいました。

そんな、その土地のおいしいものがいただけるのも旅の醍醐味ですね!

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◎碁石海岸!?

さらに南下し、碁石海岸へ。

大船渡市末崎半島の東南端約6kmの海岸線を「碁石海岸」と呼びます。名前の由来は、碁石浜という波によって磨かれた玉砂利の浜からきています。

そのほか、残したい日本の音風景百選に選ばれた「雷岩」など見所もたくさん。語り部さんのガイドで見て回りました。

あいにく、この日は海が穏やかで「雷岩」の雷のような音は聞くことができませんでした。

こんな日もあるのですね。

雷岩

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◎最後に。

青く美しい海、

たくさんの恵みをくれる海、

一方で、強大な力を見せつける海。

 

大きな被害を受けたくさん傷ついても、海とともに暮らす人々。

その強くしなやかな姿は、「よし、私もがんばろう!」という気持ちにさせてくれます。

エールをもらったのは、私たちの方かもしれません。

 

 

ラスト

旅エール オリジナルツアー 第2弾

鳥海山の恩恵

のどかな象潟

海・山・食・風土に満たされる2日間

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2014年6月21日(土)-22日(日)

今年4月に象潟へ下見に行き、信頼できる現地スタッフと出会い、受け入れ体制はバッチリ整っていました。

 

鳥海ブルーライン入り口でガイドさんと待ち合わせ。

なんと!

にかほ市観光課のみなさんが横断幕を広げて待っていてくれました!

これにはお客様、弊社スタッフ、バスに乗っていた全員が心をつかまれました!!

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感動も冷めぬまま鳥海山五合目、鉾立展望台へ。

ここでは自然の造形、奈曽渓谷の雄大さに感動しました。

夏のような日差し、春の草花、残る雪、季節が入り乱れ独特な環境。

また一つ、鳥海山の魅力にふれた気がしました。

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そんな鳥海山に降った雨や雪がしみ込み、何十年もかけて伏流水として湧き出す場所があります。

それが、元滝伏流水。

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滝のように見えますが、滝ではありません。

伏流水は7℃と常に一定です。

冷蔵庫で冷やした水くらい冷たく、周辺はひんやりと涼しく居心地が良かったです。

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にかほ市金浦町には、明治末期に南極探検に挑んだ白瀬 (しらせ のぶ)という男がいました。

その記録は「白瀬南極探検隊記念館」で見ることができます。

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今回は館長自ら案内をしていただきました。

そして実際の南極の氷を溶かし、氷の中に閉じこもっていた何十万年も前の空気の音を感じる、という貴重な体験をさせていただきました。

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続いて、象潟と言えば松尾芭蕉。

かつて象潟は「東の松島、西の象潟」と称される景勝地でした。

「八十八潟九十九島」と呼ばれ、松島のように海に島が点在していました。

その美しさを聞き知った松尾芭蕉が「奥の細道」で目的地の一つとした地でもあります。

しかし、200年前の大地震で海底が隆起し、陸地となりました。

現在では田んぼの中に小高い島々があります。

歩いてめぐる島めぐりが楽しめます。

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《2日目》

「奇跡の森・獅子ヶ鼻ウォーキング」。

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約5kmの道のりをのんびり歩きました。

ガイドの伊藤さんは所々で止り、植物の名前やブナ林の不思議についてレクチャーしてくれました。

学びながら、のんびりゆったり楽しめるウォーキングでした。

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にかほ市には雄大な山や清らかな伏流水、ブナの深い森など豊かな自然があります。

大事な宝ですね。

そして、

横断幕で出迎えてくれた観光課のみなさん。

地元の食材をつかったランチをお腹いっぱいごちそうしてくれた農家レストラン。

岩ガキや山菜の旬な食材でもてなしてくれた旅館のおかみさん。

2日間同行してくれたガイドの伊藤さん。

人情味あふれる地元の方々も、にかほ市の大事な宝です。

季節を変えてまた行きたい地です。

 

 

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旅エール オリジナルツアー 第1弾

美々美!! 水・雅・花の美しさを訪ねて

鳥海山の恵み、酒田舞娘の華やかさにうっとり 東北一!!4万株の寒河江つつじ公園

美しさにふれてリフレッシュできる日帰り旅

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2014年5月24日(土)

鳥海山の湧水、酒田舞娘のあでやかなな舞い、咲き誇るつつじ。

お天気にも恵まれ、三つの美を満喫しました。まさに美々美ツアー!

 

●鳥海山の湧水

「鳥海山名水ドライブ」と銘打って、伏流水として湧き出す見所を3カ所巡りました。

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ガイドは遊佐鳥海観光協会 村井さん。

庄内弁と標準語を使い分ける軽快なトークは観光する者のテンションを上げてくれます♪

 

 

 

《胴腹滝》

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《牛渡川》

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《丸池様》

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●ランチ

「ル・ポットフー」でコースランチ。

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創業40年、酒田市の老舗フランス料理で舌鼓。

落ち着いた雰囲気の店内でいただく美味しいお料理。

お客様同士の会話もはずみ、楽しい時間となりました。

 

●酒田舞娘

江戸時代、北前船の寄港地として栄えた酒田。

上方と酒田の文化が交ざり、色鮮やかな文化が花開きました。

酒田舞娘もその一つです。

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料亭を観光施設に改装した「相馬楼」で舞娘演舞を鑑賞しました。

一つ一つの美しい所作に雅を感じました。

 

●寒河江つつじ園

東北最大級、約4万株の寒河江つつじ園に行きました。

ちょうど白いつつじが一面を埋めるように咲き誇っていました。

寒河江のまちを一望できるロケーションも最高です!

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旅の最後は温泉で疲れを流してリフレッシュ!

山形に到着したときは雲に隠れていた鳥海山も、帰る頃には姿を見せてくれました。

まるでお見送りしてくれたようでした。

また行きたいです。

 

 

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